日本は世界的に見れば決して小さな国ではないが、中国では長年「小日本」と呼ばれるなど「小国」扱いされてきた。しかし、中国メディアの百家号は20日、「日本が小さいとは言えない意外な真実」を紹介する記事を掲載した。

 決して小さいわけではない日本を「小国」扱いしてきたというのは意識的だろう。日本人にとって中国にどう思われているかはさして重要ではないが、中国にとってはそうでもないようだ。記事は、中国はこれまでも現在も日本を軽く見てきたと指摘。日中戦争時には「想定外の侵略」を受けたとはいえ、最終的に「日本に勝利した」ことで日本を意識しなくなり、戦後日本の目覚ましい経済発展を目の当たりにしても何とも思わなかった、と歴史を通じて日本をいかに軽視してきたかを強調した。しかし、これだけ日本を「小さい」と強調してきたのは、日本を強く意識してきた裏返しだろう。

 その上で記事は、日本が小さいというのは事実でなく「偏見だ」と指摘。国土面積でもドイツや英国よりもずっと大きく、人口でも世界的に見れば多い方だと紹介し、決して「小さく」はないと論じた。

 また、「匠の精神」が受け継がれている日本は老舗企業が多く、経済発展に寄与してきたと称賛。世界で最初に高速鉄道を導入するなど「インフラ大国」であることやノーベル賞受賞者を多く輩出する「イノベーション」の強さもあると指摘した。他にも、軍事面や科学技術でも「世界一流」と高く評価している。

 最近の中国のネット上では、「日本は意外と小さくない」といった類の記事が少なくない。それだけ謙虚になって日本を認めることのできる人が増えているのかもしれない。日本としては、こうした記事におだてられることなく身の丈に合った成長を続けていくべきだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)