近年、憲法改正に関する議論が高まってきているが、「戦争放棄」、「戦力不保持」、「交戦権の否認」を定めた9条を評価する海外の声も少なくはない。とはいえ、第二次世界大戦の経験から中国人は日本を「好戦的な国」と決めつけているようだ。中国メディアの今日頭条は20日、「なぜ日本人はこんなにも戦争が好きなのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本が地震の多い島国なので戦争を好むと主張。災害が頻発しそのたびに大きな被害がでるほか、資源が少なく、人口が多いのに国土面積は中国の1つの省ほどの大きさしかないため人口密度も高くなるなど、日本は不利な条件が揃っているため、意識が必然的に外に向くのだろうと主張している。

 それに加えて「日本人は貪欲な国民性だ」と決めつけ、少ない資源を巡って争いを続けてきた「野蛮」な民族だと主張。中国から礼儀を学んだおかげである程度は抑えられてきたものの、不足した資源を奪おうと海外にまで手を伸ばすようになったとしている。

 記事は結論として、中国文化も日本の「戦争好き」を変えるほどには浸透してはいなかったようだと分析しているが、これは自分のことを棚に上げた主張だと言わざるを得ないだろう。尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり日本に圧力をかけ、南シナ海で領有権を主張して近隣諸国との摩擦を繰り返し、インドとの国境では死者を出すほどの衝突をした中国のほうがよっぽど野心的で好戦的なのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)