寿司職人や、決して緩まないねじを作る企業など、中国では日本の「匠の精神」が高く評価されているが、日本人の仕事に対する態度は確かに称賛に値するものだ。中国メディアの百家号は18日、仕事で日本人に接した経験から「日本人から学ぶべきことがある」と紹介する記事を掲載した。

 中国の工場で働いているという記事の中国人筆者は、日本から設備を購入した際に日本人に接する機会があったそうで、「学ぶべき点がたくさんある」と感じたそうだ。例えば、日本人は「約束を守る」と紹介。日本企業から設備を購入した際に、大震災で納期が遅れたということがあったというが、地震は不可抗力なので違約金は要らないと言う中国企業に対し、約束は約束だと違約金代わりに30万円ほどの設備を提供してくれたという例を紹介。筆者は驚き、どうりで日本企業が長寿なわけだと納得したという。

 さらに、日本人は各自が仕事に誇りと責任を持っていると紹介。購入した設備を設置するため、日本企業から社員が時々来るそうだが、ある時日本人社員は、機械のビニールカバーを跪いてきれいに畳んでいたのを見たことがあったという。中国人だったら「ぐるぐる巻きにしてその辺の置いておくだけだ」と感心してしまったそうだ。仕事終わりには出たごみを袋に入れてまとめ、きれいにしてから現場を去ると紹介、自分の会社の従業員とは比べ物にならないと比較している。

 ほかにも、上下関係に関わらず全員が仕事に真摯に向き合っていること、チームワークの良さ、律儀にお土産を用意する礼儀正しさなどを称賛。もっとも、政治に関心がなく、サッカーと女性の話ばかりで、酒を飲みすぎるなど欠点もあるとしながらも「学ぶことは恐ろしく多い」と称賛している。

 中国にも仕事に真面目な人はいるが、やはり日本人のような仕事に対する真摯な態度はなかなか見られないと言え、この点日本人は全体的なレベルが高いのだろう。中国人が本当に日本人のような仕事に対する取り組みを学んだ時、中国の製造業は大きく飛躍できるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)