中国でも「日本人は勤勉」と評価されており、昼夜を問わず働いている印象があるようだが、ある面では「日本人は中国人よりも働かない」ように見えるらしい。中国メディアの百家号は18日、日本の個人商店は日曜日に店を休むようだと紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は短期の日本旅行中で日本の生活の快適さを実感したそうだ。日本製品はとても質が良く、旅行者にとって快適な場所で「衣食住だけを考えていれば良い」と称賛。中国では常に泥棒や詐欺に注意していなければならず、偽物をつかまされる心配や、法外な値段を吹っ掛けられる心配がつきまとい、よそ者に冷たいことも多い。その点、日本は旅行者に優しいところだと言えるだろう。記事は、日本には売り物の質の高さも価格も安心でき、あらゆる商品がほぼ24時間いつでも買えるコンビニもあるので、買い物も便利だと称賛している。

 ただ、中国人筆者が引っ掛かったというのは、「日曜日の午前中に、なぜか商店街が閉まっていた」ことだ。平日は空いていた店も、日曜日には10時になっても空いていないことを不思議に感じたという。中国では個人商店は休みなく毎日店を開けるのが普通で、旧正月の数日以外は休まないものだ。なかには深夜遅くまで営業している店も少なくない。

 日本の個人商店が日曜日に店を開けない理由について筆者は、勤勉さが足りないというよりも、「労働基準が厳しい」ためではないかと推測。中国では労働者の人権という概念が乏しく、休みをまともに与えない雇用者や、1日の労働時間が長すぎる雇用契約も少なくない。記事は、日本では労働者の休息が保障され、週末や祝日には手当てを払わなくてはいけないために、儲けの少ない個人商店は店を開けない場合があるのではないかと推測。実際、週末の多くの客が訪れるショッピングモールは週末でも開いていると紹介した。

 日本の商店街の個人商店のすべてが日曜日を定休にしているとは限らないが、週に1回は定休日を設けている店は多いだろう。この点、中国の個人商店では「1日休むと売り上げが入らないうえに無駄に家賃を払うことになる」と考えて、定休日を設けない場合がほとんどだ。とはいえ、休息も必要な事であり、この点はケチらずに日本に倣った方が良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)