世界で最もポピュラーな野菜の1つであるキャベツ。日本ではキャベツを生で食べる習慣があるが、食文化のない中国ではキャベツを生で食べることはなく、日本で「キャベツの千切り」を見て、キャベツにはこのような食べ方もあるのかと初めて知った中国人は多いのではないだろうか。

 中国メディアの騰訊網はこのほど、日本には「キャベツ千切り機」というものがあると紹介する記事を掲載した。日本人がいかに食にこだわる国民なのかが分かると伝えている。

 記事はまず、日本には美食が多いと紹介し、「島国なので日本独特の美食文化が発展したのだろう」と分析、キャベツの千切りをおいしく食べるために専用の機械まで開発されるほどだと、食へのこだわりに感心している。

 記事が写真を掲載して紹介しているのは、業務用のキャベツスライサーだ。日本には、とんかつ店や給食センターなどキャベツの千切りを大量に作る必要のある場所が多く、キャベツスライサーはなくてはならない存在になっていると言って良いだろう。さらに家庭用にはキャベツ用のピーラーなど千切りに便利な商品が数多く販売されており、いかに需要が大きいかを知ることができる。

 記事は、キャベツスライサーを使用すると「口当たりが良くなる」と紹介。確かに、キャベツを手で抑えながら包丁で切るのとは違い、スライサーを使うとふんわりとした食感になるものだ。記事は「日本人はキャベツにまでこんなにこだわるのか」と驚いているが、日本には中国とはまた違った食へのこだわりがあると言えそうだ。

 中国でも最近では西洋料理のレストランなども増えてきており、こうした店では生サラダが出てくるので、サラダは徐々に中国人にも受け入れられるようになっているが、大多数の中国人は生でキャベツを食べることにまだ抵抗があるようだ。日本に来ることがあればキャベツの千切りをぜひとも試してみて欲しいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)