中国のポータルサイト・百度に18日、「将来、中国の青年たちは日本の青年たちと同じ道をたどるのだろうか」とし、中国で独り暮らしをする若い世代が増えていることを紹介する記事が掲載された。

 記事は、中国民政部のデータとして、現在中国には独身者が2億4000万人いるほか、独り暮らしをしている人の数は7700万人にのぼり、その数は来年には9200万人まで増える見込みであると紹介した。

 そのうえで、中国の青年による単身生活は気楽で快適なものであると考えられており、「1人で働いてお金を稼ぎ、仕事が終われば自分の好きなように遊ぶ。寂しければアニメを見たりゲームに没頭したり、旅行や読書、フィットネスをしたり。そんな生活を続けることで、1人暮らしってこんなに素晴らしいのだと感じるようになる」と伝えた。

 そして、このような現象は、日本で単身生活を送る青年のライフスタイルと基本的に似ており、中国の社会は今後日本の後を追うことになるかもしれないと説明。一方で「専門家はいいことしか言わないが、独り暮らしの増加が社会にもたらす隠れたリスクは非常に大きいのだ」としている。

 記事は、長きにわたり独り身で独り暮らしをしている青年たちには老後の心配が付きまとうと指摘。「日本では多くの青年がSNS上で知り合った仲間と、一緒に天国に行こうと約束する。彼らの大きな特徴は、物に対する未練がなく、人どうしの交流に倦怠感を抱いていることだ」とし、高齢者が増え、若者にも何かを生み出そうとする欲望がない状況は、社会に巨大な圧力がかかることになるのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)