日本は先進国だが「強国」と言えるのだろうか。USニューズ&ワールドレポートの発表した「世界で最も強い国ランキング」2020年版では、上位3位は米国、ロシア、中国となっていたが、日本は7位となっていた。日本は世界でも上位に入る「強国」と言えるが、中国メディアの百家号は13日、「日本は永遠に本物の強国にはなれない」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、「強国になること」について、どこの国にとっても夢ではあるが、たいていの国は「実力を分かっているのであきらめる」ものだと紹介。にもかかわらず、「野心」から無謀にも強国を目指す国もあるとしている。それは日本のことらしい。しかし記事は、「日本は永遠に強国になどなれない」と断言し、そう言える2つの理由を挙げた。

 その1つは「資源の乏しさ」だ。強国はどこも豊富な資源を有しているが、日本は資源が欠乏しておりその多くを輸入に頼ってしまっていると指摘。自給自足ができない国は緊急時に他国に頼らざるを得ず、安定できないと主張した。

 2つ目には「孤立していること」。世界の強国になるには、まずアジアの強国にならなければならないが、日本は「隣国に敵視されている」と主張。歴史問題に加えて過度に西洋化したため、アジアからは西洋の一部と見られているのに、西洋からはアジアの一国として見られていて、どちらにも受け入れられず孤立してしまったとしている。しかし、日本を「敵視」している隣国は中国と韓国だけと言ってよく、新型コロナ問題で世界から孤立しているのはむしろ中国の方だと言えるのではないだろうか。

 記事には、なんとしても日本の強国入りは阻止したいという気持ちがよく表れているが、それだけ中国自身が強国になりたいという願いの裏返しでもあり、そのために日本をライバル視しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)