中国ではIoTを活用したスマート農業も行われているが、多くの中国人にとって農業とは「立ち遅れた農村で、牛や馬を使って行う生産性の低い産業」というイメージが強いようだ。

 それだけに日本で見られる機械化が進んだ農業を目にすると驚きを禁じ得ないのだという。中国メディアの騰訊は14日、日本の農家で行われている一般的な稲作について紹介する記事を掲載し、米国のような大規模な農業ではないにしても、機械化が進んだ日本の農業を見ると「さすが先進国」という気持ちにさせられると論じた。

 稲作で使われる農業機械といえば、土を耕したり、肥料散布などに使われるトラクターや、育った稲を田んぼに植える田植え機、そして実った稲の収穫を行うコンバインなどが挙げられるが、記事は特にコンバインを取り上げ、「稲の刈り取りから脱穀、選別までを一気に行うことができる」ことを強調し、「これは便利すぎる」と指摘した。

 特に稲の刈り取りや脱穀は「人が行えば数日はゆうにかかる作業になる」とし、コンバインを使えば数時間で作業が終わってしまうのは驚きであり、「重労働を圧倒的に楽にしてくれる機械」と強調。

 日本の農機メーカーは近年、中国でも「生産性の高さ」、「品質の高さ」、そして「丁寧なサポート」が支持され、シェアを高めてきているが、記事は日本で生まれた自脱式コンバインは稲を刈り取り、脱穀し、選別してくれるだけでなく、刈り取った後の藁までまとめてくれると指摘し、「農業を楽にしてくれるコンバインを見ると、さすが先進国」と感嘆してしまうと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)