経済成長とともに先進的な技術を掌握して自信を付けてきている中国だが、それでも「科学技術では日本に敵わない」と感じているようだ。実際、最近でも日本のスーパーコンピューター「富岳」が世界ランキング1位となったばかりだ。中国メディアの百家号は14日、日本の科学技術はどれだけ進んでいるかを紹介し、「中国の若者は努力すべき」と促す記事を掲載した。

 記事はまず、日本の科学技術について「米国に次ぐ世界2位にいる」と指摘。世界をリードする4つの分野から日本の発展具合がよく分かるとしている。その1つの分野が「ロボット」だ。鉄腕アトムのように「思考できるロボット」はいまだ開発されてはいないものの、人型ロボットの分野で日本がリードしていると指摘した。

 2つ目の分野は「ゲーム」だ。日本のゲームメーカーはスーパーマリオやストリートファイターなどの世界的な名作を生み出しているほか、最近のゲームでも画面の臨場感がずば抜けており、本物のような動きをするのは日本だけだとしている。

 3つ目は「自動車分野」。世界的に有名なメーカーが多く、電気もガソリンも必要としない太陽光発電システム搭載の自動車の開発能力まであると紹介した。4つ目の分野は「半導体」。半導体技術を研究開発できるのは世界でも数えるほどの国しかなく、日本の科学技術力は中国の想像を超えるほどだと称賛している。

 最後に記事は、米国による長期の抑えつけとコントロールがなければ日本はもっと発展していただろうとし、中国も飛躍的な進歩を遂げたとはいえ現状に満足することなく、さらに発展していくべきで、そのために若者はもっとよく勉強すべきだと呼びかけている。中国にとって、日本は科学技術で中国の先を行く良き目標であり、ライバルでもあるのだろう。急速に発展している中国は日本にとっても良い刺激と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)