中国のポータルサイト・百度に13日、「日本で流行しているカプセルホテルが中国で定着しないのはなぜか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本には「カプセルホテル」という、その名の通りカプセルのような空間に宿泊するホテルがあると紹介。上下2段のカプセルがずらりと並び、どの空間もベッド1つ分程度の大きさで、安価な宿泊場所を探している観光客のニーズを満たしていると伝えた。

 そして、土地が狭い日本においてカプセルホテルは非常に人気があり、カプセルホテルを生活の拠点として毎日寝泊まりする人さえもいるとした。

 そのうえで、日本を訪れた中国人観光客の間で注目されたことを受け、特に若者のニーズを狙って中国でもカプセルホテルの経営をする人が出てきたとする一方、当初こそ好奇心から多くの人が体験に訪れたものの、近ごろでは人気は下火になっており、閑古鳥が鳴いている状況だと紹介。カプセルホテルを利用したことがある人からは「価格が安いのはいいが、休息をとるという点ではイマイチ」といった声が聞かれたと伝えている。

 中国人がカプセルホテルをあまり好まない理由として記事は、利用する人が多く、頻繁に出入りをする物音が気になってしまいなかなか眠れない点、そして休息する空間が外部とカーテン1枚でのみ隔てられているため、安全面でもプライバシーの面でも不安が残る点を列挙。「中国人は、多少お金がかかったとしても、安全性やプライバシーの心配をすることなくしっかり睡眠できる宿泊施設を選ぼうとする傾向にあるようだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)