経済成長によって豊かになったことを背景に、中国ではペットを買う家庭が増えている。中国でも犬は人気のペットだが、一部の中国人の間で熱狂的ともいえる人気を獲得している犬種が「柴犬」だ。

 中国メディアの百家号はこのほど、柴犬は言わずと知れた日本犬であり、柴犬を飼うことは「愛国心に反することなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国では一部で反日感情を抱いている人がいるのは周知の事実だが、それだけに中国人は「日本犬を飼う」ということには神経質にならざるを得ないようだ。記事は「中国で柴犬が人気なのは、何と言ってもやっぱり可愛いから」だと主張。忠誠心が高く、主人に忠実な芝犬は中国人から見ても「可愛くてたまらない」のだという。

 パグは中国原産の犬だが、パグを飼うにあたって「中国原産だから飼いたくない」という日本人はまずいないだろう。これと同じように、「柴犬が日本国籍だとしても、そんなことを気にして柴犬を飼う人なんていないはずであり、個人の動物に対する好き嫌いは愛国心と無関係」だと強調し、柴犬を飼うことは「愛国心に反することではない」と論じた。

 中国のネット上で「柴犬」について検索してみると、実際に多くのユーザーが柴犬について語っている様子を見ることができる。また、飼っている柴犬の動画や写真をネット上にアップして人気を集めるユーザーも少なくないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)