夏の高温多湿な時期に心配なのが、細菌の繁殖による食中毒だ。職場や学校で食べる弁当を家で作る場合は、いつも以上に衛生面で注意する必要がある。最も基本的な対処方法は、しっかり冷ましたうえで中身を詰め、蓋をすることだ。

 中国メディア・東方網は11日、「どうして日本人は弁当を加熱しないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本において弁当は非常に一般的に見られる食べ物であり、中国人観光客にも日本の弁当に興味を持ち、好んで食べる人が多いと紹介。種類の豊富さに加え、持ち運びが便利という利点を備えているとした。

 一方で、中国人にとって不思議でならないこととして、日本では弁当が往々にして冷たいまま食べられている点を挙げ、「加熱して食べるケースがあまりないのだ」と伝えている。

 その理由について、日本人はもともと生食を好む傾向があり、冷めたものを食べ慣れていること、そして弁当の中にも「加熱しないでそのまま食べたほうがおいしい」ものが含まれているケースが多いことを挙げた。

 また、日本人には何事においても「他人に迷惑をかけないようにする」傾向があり、職場や学校で弁当を加熱するとにおいが周囲に充満することになり、それが他人への迷惑になると考えられているのだとしている。

 記事は、中国で通常生活している時には「食べ物のにおいが他人に影響を与えると思ったことは一度もない」とし、一見近いように見える日本と中国の生活習慣にも少なからず異なる点が存在すると説明した。一方で「冷めた弁当は他人に迷惑をかけないかもしれないが、冷えた食べ物を毎日のように食べていれば、身体に一定の悪影響が出るはずだ」という、中国人的な観点で日本人の習慣を評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)