新型コロナの感染拡大で、東京を中心に「密」になりやすい電車ではその乗車率が注目されたが、全国では通勤・通学者の約4分の1が鉄道を利用しているようだ。中国メディアの百家号は9日、日英中3カ国の電車を比較し、それぞれの特徴を紹介する記事を掲載した。

 記事によると、この3カ国の電車に乗ったある英国人が、それぞれの特徴を比較したという。それによると、中国の地下鉄は「設備が先進的」と評されたという。古くから存在する中国の鈍行鉄道と違い、大都市で建設されるようになった地下鉄はいずれも新しく、ホームドアも完備されていて安全だと伝えている。また、スマートフォン1つで乗車できる便利さで、「並んで切符を買う必要もない」と誇らしげだ。

 一方の英国は、地下鉄の設備が「とにかく古い」と指摘。英国の地下鉄は歴史があるためだろう、古くて修理が必要だが手入れが行き届かず、先進的な中国の地下鉄が羨ましがられていると伝えた。

 では日本はどうだろうか。この英国人は「混雑しているのに静か」と評価したそうだ。乗客は老若男女様々だが、皆が静かで他人に迷惑をかけないようにしていると称賛。ただ日本の地下鉄は混雑することで有名になっているとも付け加えている。

 記事は中国の地下鉄を自賛しているが、比較的最近建設されたので設備が最新で便利なのは当然のことで、自慢にすることでもないだろう。むしろ混雑していても静かな日本の電車マナーは称賛に値すると言えるだろう。とはいえ、日本でもリスク軽減のためにテレワークが見直され、ピーク時を避けて乗車するなどの工夫が進められている。鉄道大手は混雑状況を可視化してインターネットで配信するサービスも始めており、今後は新しい生活様式を模索していく必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)