中国のポータルサイト・百度に11日、多くの動物が絶滅の危機に瀕する中で、中国がある職業の人を大量に増やす計画を立てているとする記事を掲載した。

 記事は、現在において環境保護は人類1人1人の責任であり、大自然の恩恵を享受する一方で、その自然を守る取り組みをしなければならないとした。そして、環境破壊は人類の生活に影響を及ぼすのみならず、動物たちの個体数も大きく減らし、絶滅の危機に直面させることになると指摘。「環境と動物を守ることが焦眉の急になっている。挽回不能となる前に、方法を考えなければならない」と伝えた。

 そのうえで、中国では動物の数が大きく減少する状況に対して「新たな業界」を発展させることによる解決プランを打ち出したとし、それが「動物飼育業」であると紹介。動物の飼育員はこれまで主に動物園が活動の場だったが、野生動物が急減する中でその飼育産業を大々的に発展させることで個体の数を維持し、増やしていこうという考えであると説明している。

 また、中国では野生動物の食用を禁止し、その処罰を重くする施策が講じられたとし、これも環境保護、動物保護の問題を根本から解決し、動物のみならず人間の安全も守ることが着想の出発点になっていると伝えた。さらに、ごみの分別回収が本格的に始まるなど廃棄物の削減や、汚染の制御といった取り組みも進められているとした。

 記事は「小さな行動には大きなパワーはないかもしれないが、何事も考えてアイデアを出すことから始まる。やらないうちからあれこれ言わず、やっていくうちに方向性を見つけることは、単に口だけで済ませるよりも強いのである」とし、考えて実践してみることの大切さを論じている。

 最後の「まずやってみて、やっていくうちに方向性を見つける」というのは、いかにも中国人らしい発想と言えそうだ。これからの世の中、慎重を期すべき事柄と、とりあえずやりながら考えていくべき事柄を見分けて、柔軟に対処していくことが必要なのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)