外国人からすると日本は非常に静かな国だと感じるようだ。賑やかさを好む中国人からすると、日本は静かすぎると感じるようだが、なぜそれほどまでに日本は静かなのだろう。中国メディアの百家号は9日、日本が静かな理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本がいかに静かであるかを紹介。空港に降り立った瞬間から「日本特有の静けさに迎えられる」としている。公共の乗り物の車内では各自が自分のことをしていて、本を読む人、音楽を聴いている人、うたたねをしている人などそれぞれで、道を歩いていても「中国のように井戸端会議する声や広場ダンスの音楽も聞こえてこない」と少し寂しそうに伝えた。たまに通る電車が静寂を破る程度で「犬まで吠えない」と伝えている。

 では、日本人はいつも静かなのだろうか。記事は、「場所によってはにぎやか」だと指摘。ファーストフード店やレストラン、夜の居酒屋ではおしゃべりの声が聞こえてきて、ほっとしたようだ。同時に、熱を出して病院に駆け込んだ際には、待ち時間が長かったにもかかわらず、誰も文句を言わずに静かに名前が呼ばれるのを待っているのを見て「静かにするべき場所では静かにする」ことに気が付いたとしている。

 結論として記事は、日本人が静かなのはよく言われるような「民度の高さゆえ」ではなく、「恥ずかしいから」でもなく、「TPOをわきまえているから」だと結論付けている。時と場所をわきまえているので、日本人にはメリハリがあり、静かな時には非常に静かで、宴会のような場所では「中国人以上に弾ける」と紹介している。TPOをわきまえられるというのは、ある意味「民度」の一部とも言えそうだが、社会人としてのマナーであり、日本人の良さの1つとも言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)