中国のマンションなどでは玄関の扉が二重扉になっているのが一般的で、これは「防盗門」と呼ばれている。防盗門は部屋の出入口のドアの外側に設置されたもう一枚の金属製ドアのことであり、この防犯用のドアはどこでも普遍的に設置されているものだ。

 家に防盗門が設置されていないと安心できないと感じる中国人は非常に多いようだが、中国メディアの百家号は6日、「日本人が家に防犯扉を設置しないのが理解できない」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本のマンションなどの玄関に使用されている鍵は中国の鍵よりも防犯性に優れているゆえに、日本では防犯扉は必要でないと説明。鍵の構造を熟知しているプロでない限り、日本人が使用している鍵は簡単には開けられないと主張、これが日本で防犯扉が一般的ではない理由ではないかと考察した。確かに「ディンプルキー」と呼ばれる鍵は防犯性能が高いと言われており、ピッキングで開けるのは非常に困難とされている。

 また、日本には郵便受けが設置されているタイプのドアもあり、腕の細い泥棒であれば郵便受けの穴から手をいれて鍵を開けることも可能かもしれないと説明。この種のドアは通気性に優れるという利点はあるものの、中国だったら簡単に開けられてしまう可能性を指摘し、防犯扉はおろか、郵便受けという「穴」のあいた扉を設置していながら防犯扉を設置していないのは理解しがたいとの見方を示した。

 中国では玄関に防犯扉を設置し、窓には金属の柵が設置してあるのが一般的だ。これだけ空き巣対策を厳重にしなければならないのは、それだけ治安が良くないということであり、逆に防犯扉も窓の柵も不要な日本はそれだけ治安が良いということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)