中国の家庭や学校が教育熱心なのは有名だが、中国メディア百度は8日付の記事で「日本の教育現場では中国がマネすべき、本当に価値のある方法が実践されている」と述べている。さらに、「こんな素晴らしい教育は見たことない」とも絶賛している。記事は、日本の教育のどこが中国の教育と違うのか、具体的に4つの点を挙げている。

 まず、子どもに自立心を教えること。中国ではついつい親や周りの大人たちが、子どものことに手出しをしてしまいがちだが、日本では基本的に「自分でできることは自分で」という方針が貫かれている。具体的には「ランドセルは自分で持ち、身の回りの整理も自分で」だ。中国メディアは特に驚くのは、皇室の子供たちの投稿風景。「皇室の子どもたちでさえ、ランドセルを付き人に持たせず、自分で背負っている!」と述べ、「ここまで“自分のことは自分で”を徹底するとは!」と驚きを隠せない。

 二つ目の点は、体育の時間にチームワークを教える、という点。例えば、中国の体育の時間では子どもたちを競わせ、順位をつけることが中心になっている。一方、日本では「協調性を養う」ようにも教えている。一人のチャンピオンを作り出すより、生徒たちが協力して物事を行いよう教えるほうが重要、ということだろう。

 三つ目の点は、トイレの使い方も教える、という点。日本では学校で、トイレの使い方や、衛生、健康管理も教えている。例えば、教師が粘土を使って子どもたちにどのような便が健康的で、どのような便が不健康なのかを教える場面を紹介している。トイレは「究極のプライベート空間」ではあるが、一方で大切な教育が必要な点があることも見過ごせない。日本の小学校ではこうしたことも時間を取ってしっかり教えている。

 四つ目の点は「対人スキルを教える」という点。具体的には、「給食の時間」は子どもたちが他の生徒たちと協力し、コミュニケーションを取りながら物事を進めていくことができ、「対人スキル」を教える絶好の機会なのだ。食事の時間すらも教育の時間、自立心を養う時間になっている。

 たしかに、こうした方法をそのまま中国でマネできるかどうかは疑問だが、その方法論や精神については「我々も学ぶべきものが多々ある」と述べている。記事は最後に「親として子供たちの自立心を育て、自分のことは自分でできるよう教えることはすぐにでもマネできる」と結んでいる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)