新型コロナウイルスの影響で母国に帰っている留学生は少なくなく、日本も例外ではない。日本に留学している外国人のうち中国人はかなりの部分を占めているが、今後留学希望者は減少するのだろうか。中国メディアの北青網は6日、日本が中国人にとって魅力的な留学先であることは変わらないと紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、今後留学希望者が減っていくのではないかと危惧する人はいるが、「影響は短期的」との見方を紹介。新型コロナで子どもの海外留学を不安視する親もいるが、8割の家庭では計画を変えるつもりはないようだと伝えている。そして、最近では人気の留学先が欧米から徐々に日本に移っているとし、3つの理由を挙げた。

 その1つが「教育の質の高さ」。あまり周知されていないだけで日本の教育は「世界最高レベル」であり、明治から教育と科学技術が発展してきただけあって、高等教育の層が厚いと感心している。総合的に見ると、ノーベル賞を多数受賞している日本の高等教育の質は欧米に劣らず「高等教育強国」であると評価している。

 2つ目は、欧米と比べた「費用の安さ」を指摘している。欧米に留学するよりも3分の1から4分の1ほどの予算で留学が可能だそうだ。さらに、優秀ならば学費免除を受けることもでき、奨学金制度もあり、日本ではアルバイトもできるため、経済的負担が抑えられると伝えている。

 3つ目には「卒業後に日本での就職が比較的容易なこと」。少子高齢化が進む日本では労働力が不足しているため、以前よりも留学生が就職しやすくなっていると紹介。世界的に有名な企業も多く、卒業後に帰国することを選択したとしても中国に投資している日本企業への就職という道もあると伝えた。

 現状では新型コロナのため日本へ留学するのは難しいが、記事の推測が正しければ、日本留学の夢を捨てていない優秀な若者が多数いるのだろう。新型コロナの早期収束に期待されるところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)