中国のポータルサイト・百度に8日、中国に比べて国土の面積がはるかに狭い日本でも、関東と関西では食べ物における大きな文化的な違いが存在することを紹介する記事が掲載された。

 記事は日本について、面積は決して広くないにもかかわらず、各地域ではそれぞれ気候風土が異なり、独特の文化を持っていると紹介。日本はしばしば東京を主とする関東と、大阪、京都をメインとする関西という大きなブロックに分けられ、両者の間には言葉や食べ物、礼儀など様々な部分で多くの違いが存在するとしたうえで、料理の分野で見られる文化の違いについて説明している。

 まずは、出汁の取り方の違いに言及。関東の出汁はかつお節が主体になるのに対して、関西の出汁は昆布がメインであるとした。次に挙げたのは、出汁にも関連する「たぬき」と「きつね」の違いだ。関東では油揚げが乗ったうどんやそばを「きつね」、天かすが乗ったものを「たぬき」と称するのに対し、関西の大阪では油揚げの乗ったうどんを「きつね」、油揚げの乗ったそばを「たぬき」と呼ぶと説明。このため、大阪には「きつねそば」と「たぬきうどん」は存在しないことになり、これらを注文すると困惑されると伝えた。

 また、粉モノ料理として広く親しまれているお好み焼きについても、関東では主食として供されることが多いのに対し、関西では「おかず」として扱われることが多いと紹介。お好み焼きと白飯を一緒に食べる光景に関東人は「受け入れられない」と思うとする一方で、「われわれ中国人からしてみれば、ラーメンや餃子と白飯を一緒に食べるのも同じだ」と評した。

 さらに、寿司の種類も関東は江戸前の握り寿司が主体であるのに対し、完成では押し寿司が主流であること、おでんの具材でも関東は「ちくわぶ」、関西は「牛すじ」などそれぞれ独自のものが入ること、いなりずしの形状が関東は俵型なのに対し、関西では三角形であること、逆におにぎりは関東が三角形で関西が俵型であることなどを挙げている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)