中国のポータルサイト・百度に7日、「日本の和菓子文化は中国を源とするものだが、日本に伝わったことで非常に精緻な芸術へと発展した」とする記事が掲載された。

 記事は、日本のマンガやアニメを見ていると、ようかんをはじめとする日本の和菓子に深い印象を覚え、食べたくなることがあると紹介。実際に日本のようかんを食べてみると非常においしいのだと伝えた。

 そのうえで、日本では年配者はもちろん若い世代に至るまでみんな和菓子を好んで食べる習慣があるとし、和菓子には長い歴史によって積み重ねられてきた伝統的な文化が存在するのだと紹介している。

 そして、日本の和菓子文化は遣唐使が中国の唐から持ち帰ったお茶を飲む習慣に付随して日本に入ったものであり、菓子の技術は茶の文化とともに日本の貴族階級に大層愛されたと説明。貴族の嗜好品として発展した事もあり、和菓子の多くには「朝露」「錦玉羹」など風雅な名前がつけられているとした。

 また、1000年を超える長い歴史を経て、日本人は和菓子を自身の文化や民族的精神と十分に融合させていったとし、例えば多くの和菓子が桜をイメージして作られているなど「小さな菓子に、日本人の文化と精神が表されているのだ」と解説している。

 さらに、日本の和菓子は大きく分けて生菓子と干菓子に分かれており、生菓子はみずみずしさを特徴とする一方で保存がきかず、すぐに食べる必要があるのに対し、干菓子は長時間の保存が可能であるために生菓子よりも甘みが強いという性質があると紹介。いずれも抹茶をはじめとする日本のお茶にマッチするように作られているほか、造形にも大きなこだわりが見られ、その美しさは芸術品と呼ぶにふさわしいほどであると伝えた。

 ようかんやどら焼き、そして練り切りなどの生菓子に干菓子と、さまざまなタイプがある和菓子。単独で食べてももちろんおいしいのだが、一口食べた後に日本茶を飲むと和菓子もお茶も一層おいしく感じられる。和菓子はまさに、お茶のお供として発展してきた食べ物なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)