日本に来たことのある中国人の多くは、「日本は静かで清潔で、居心地の良い国だった」と称賛する。この称賛の言葉は、日本人の「きれい好き」があってこそと言えるだろうが、なぜ日本人は「きれい好き」なのだろうか。中国メディアの百家号は2日、「日本人は潔癖症と言えるほどにきれい好き」と評し、考えられる3つの理由について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人は「個人衛生を重視している」と分析。自分自身が常に清潔でないと気が済まず、「毎日風呂に入り、その日着た衣類はその日のうちに洗濯し、外出時には汗をかくことを想定して着替えを持っていく」と伝えた。記事は誇張気味に伝えているが、それだけ日本人は個人の衛生管理がきちんとできていると言いたいのだろう。

 2つ目として「公共の場所の清潔さも重視する」とも分析している。そのため、公共のトイレや施設もきれいになっており、「清潔さを証明するためトイレの水まで飲む」と誇張しながら伝えている。そして3つ目には「掃除は学校教育の一環になっている」と指摘。日本ではよく学生がごみ拾いをしている姿を見かけるが、これは教育の一部で、国が先頭に立って子どもに掃除することを教えていると称賛した。

 誰でも清潔な場所には好感を持つものであり、中国人も例外ではなく自宅は非常にきれいにしている人が少なくないが、「公共の場所をきれいにする」という意識には日本人との大きな違いがあると言わざるを得ない。これは、公共の場所には清掃員が配置されていることに加え、集団より個人を優先しがちな中国人の一般的な考えが大きく関係しているのかもしれない。

 自分自身も、家の中も公共の場所もいつもきれいにできるというのは、日本人の良さの1つと言えるだろう。記事の指摘の通り、一人ひとりが高い意識を持っていれば清掃員に頼らずとも国全体をきれいな状態に保てるはずだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)