新幹線と中国高速鉄道は「似て非なるもの」であるゆえ、車両から運行面に至るまで様々な違いが存在する。中国メディアの網易はこのほど、日本人は中国高速鉄道に乗ると「新幹線との『ある違い』に気付く」と伝えつつ、その違いは中国高速鉄道にとっては「重要」なことなのだと論じた。

 新幹線の車両内には出入り口上部に電光掲示板があり、ニュースや停車駅一覧などの情報が表示されている。記事は、中国高速鉄道の車内にも乗客向けの小さなディスプレイがあることを紹介しつつ、そこに表示されている情報を見ると日本人の乗客は「怪訝に思うことだろう」と指摘し、なぜならディスプレイに表示されているのは「現在の走行スピード」だからだと論じた。

 続けて、中国高速鉄道がわざわざディスプレイに「現在の走行時速」を表示している理由について、「携帯電話で充電完了まであと何パーセントなのか、エレベーターで現在何階部分にいるのかを表示するのと大差ない」と主張し、乗客に走行速度を表示することで「不安や恐怖感を取り除き、安心感を与えることができる」のだと論じた。

 さらに、高速鉄道は海外への輸出も行っている中国を代表するインフラであり、中国を訪れた外国人が高速鉄道を利用した際にその走行速度を知らしめるうえでも「乗客に走行速度を表示することは重要だ」と主張。新幹線では走行中のスピードを表示することはないかもしれないが、中国高速鉄道によってはスピードを表示することは重要なのだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)