中国のポータルサイト・百度に5日、日本人が「四角い自動車」を好む理由について紹介する記事が掲載された。

 記事は、四角い形をした乗用車を中国国内で見かけることは少ないとする一方で、日本ではこの手の自動車が非常に流行していると紹介。「日本について良く知っている、あるいは日本に行ったことがある人であれば、日本で走っている自動車の多くがこのタイプであることに気づいているだろう」とし、日本の自動車市場における四角いワゴンタイプの軽自動車の販売シェアは6割を超えていると伝えた。

 その上で、日本で「四角くて小さなクルマ」が人気を集める理由として、日本の土地資源が非常に限られていることを挙げた。土地が狭いことからなるべく自動車の駐車スペースを小さくすることが考えられているため、車体が小さく小回りが利く軽自動車が好まれるとしたほか、車体はコンパクトでも車内空間を最大限広く確保するために高さがある四角い形の軽自動車が流行するようになったと説明している。

 また、日本では高速道路の制限速度が基本的に時速100キロ以内であるほか、速度を出せる道が決して多くない事も軽自動車の普及を後押ししていると紹介。重心が高く、スピードを出し過ぎるとやや安定感に欠けるデザインであっても、そもそもそこまでスピードを出すシーンがない日常使いでは全く問題ないのだと伝えた。

 記事はさらに、日本独特である軽自動車は車体の長さや車幅、排気量に対して厳しい制限がかけられており、それゆえに「いかにして限られた条件で快適な空間や乗り心地を生み出すか」という点が非常に良く研究されていると紹介。真四角な見た目は今一つさえない一方で、その実用性は非常に高いのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)