新型コロナで日本企業の脱中国が進むとも言われているが、それだけ中国に進出していた日本企業が多かったということだろう。中国メディアの百家号は2日、ある有名な日本企業が中国で64年間も事業を展開してきたと紹介、なぜ中国企業は日本企業のように「相手国で大儲けできないのか」と題する記事を掲載した。

 記事が紹介しているのは、建設機械メーカーのコマツだ。記事は、コマツは1956年に中国市場に進出し64年間も「大儲けしてきた」と紹介。国内の経済発展に伴いインフラ整備の進んだ中国では、品質の高い日本の建設機械が非常に重宝されたという。実際、コマツは中国の建機市場においてシェア1位だったこともある。

 記事はこの日本企業について、最大手の米キャタピラーに次ぐ世界第2位の企業だと紹介。3番目に位置しているのが中国建機最大手の三一重工だという。今は中国企業も台頭してきているが、コマツが進出した当時はライバルがなく、ドイツと並んで高い評価を受けてきた日本の技術は中国で非常に人気となったと伝えている。

 ではなぜ「中国はコマツのように日本に進出して大儲けできない」のだろうか。記事によると、中国企業が「後発だから」という意見を紹介。また、「米国の圧力」もあると主張している。

 建設機械に限らず、自動車などの分野でも日本企業は中国で安定した品質により高い信頼を得て、大きな利益をあげてきたと言えるだろう。「大儲け」できたことには相応の理由があるはずであり、中国企業が日本企業のように「相手国で大儲け」できるようになるには、相手国の消費者から信頼を得る必要があるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)