親にとって子どもの教育は悩みが尽きないものだが、中国の親からすると日本の教育方針は非常に優れていると感じるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、「日本の教育を見ると日本が強くなった理由が分かる」と題して、中国の親が見習うべき4つの日本の教育方針を紹介する記事を掲載した。

 その1つが、「荷物を子ども自身に片付けさせること」。日本の子どもたちは、小学校に入るとどの子も自分で荷物を用意し、ランドセルを自分で背負って自分の足で通学すると伝えている。荷物にはハンカチとティッシュのほか、給食で必要なものを用意し、授業に合わせて毎日教科書を入れなおす作業が含まれている。日本では親は見守ることはしても手を出さないようにしているものだ。記事は、中国では親や祖父母が子どもの学校の荷物を用意し、服を着せてあげるほどで、かばんを持たせるなどもってのほかだと「日本とは全然違う」と指摘している。

 2つ目は「順位を付けないこと」。日本の教育はできるだけ順位をつけないことで、互いを応援するようにしていると紹介。そのため、何かができない子どもがいても邪険にされることなくみんなで応援し、できたときは皆で喜ぶと協調性を重んじる日本の教育を称賛している。3つ目は幼稚園で「排泄の重要性を教えること」。日本人は見るところが違うと感心している。小さい時から自分の健康を管理できるようになるのは大切なことだ。中国の教育だと、子どもは排泄を恥ずかしいことだと思ってしまうと問題点を指摘している。

 4つ目は「給食」が良い教育になっていると称賛。中国人には信じられないことだろうが、日本の学校では、子どもたちがクラスの食事を給食室まで取りに行き、配膳し、片付けまでしている。記事は、給食は日本の子どもたちに協力の精神を培うことができ、役割分担を決めることを学び、給食のおばさんの働きを肌で感じることで感謝する良い授業になっていると論じている。

 中国で重視される教育は知識を頭につめて成績を上げるだけのことになっているが、実際には点数に表れない教育も必要なのではないだろうか。この点、日本には子どもの健全な成長を促す多くの教育方針が実施されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)