どこにでも都市伝説というものは存在するものだが、東京には「秘密の地下道がある」という都市伝説がある。知る人ぞ知る話だが、一部の中国人の間でも知られているようで、中国メディアの澎湃新聞は1日、この日本の都市伝説を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本は森林カバー率の高い島国で、東京の人口密度などは北京の5倍もあるほどだが、全くと言って良いほど渋滞が起こらないのは地下鉄が発達しているからだと紹介。日本の地下鉄は戦前にはすでに営業を始めていたと歴史の古さを伝えている。

 そんな地下鉄には、「実は地図にはない地下鉄路線がある」との日本のある作家の主張を紹介。ドイツにはヒトラーの時代に地下の通路が建設されたが、それと同様日本も戦時中に網の目のように巨大トンネルを掘ったと思われるのだという。今は地下鉄に使われているものもあるが、知られてない線路もあると主張し、政府が隠そうとしているということは防空施設として建設されたことを示しており、核攻撃さえ想定していたかもしれないという説を伝えている。

 話としては面白く、想像も膨らむところだが、多くの都市伝説と同様類似した話に尾ひれがついただけの可能性も十分考えられる。しかし、日本で地下鉄が開業したのは1927年と比較的早く、中国では1969年にようやく北京で開業したことを考えると、この都市伝説自体が中国人にとってもロマンを与えてくれるものなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)