世界のスマートフォン市場で今、最も勢いがあるのは中国のスマホメーカーだと言っても過言ではないだろう。

 新型コロナウイルスの影響により、2020年第1四半期における世界のスマホ市場は大幅な減速を強いられたが、メーカー別のシェアを見てみると、上位5社のうち実に3社が中国メーカーであることは、中国のスマホの競争力の高さを示すものだ。

 中国メディアの騰訊は2日、華為(ファーウェイ)や小米(シャオミ)、OPPO、vivoといった中国の大手スマホメーカーは中国国内はもちろん、東南アジアやアフリカ、欧米でも大きなシェアを獲得していると指摘する一方、世界で唯一と言って良いほど「攻略できていない市場が日本」だと論じる記事を掲載した。

 記事は、日本のスマホ市場は世界的に見て非常に特殊だと主張し、米アップルと韓国のサムスン以外は日本メーカーのスマホがシェアを獲得しており、世界で大きな存在感を示す中国メーカーは日本市場を「こじ開けることができていない」と強調。

 そして、その原因はキャリアが機種本体の販売量を左右するといった日本の携帯電話市場の特殊性によるものだとしたほか、中国の一部メーカーがプロモーションで日本の消費者を怒らせた事例もあったように「消費者の理解不足」という側面もあると論じた。

 続けて、日本で中国のスマホメーカーがシェアを獲得できていないからといっても「それは中国メーカーのスマホに競争力がないということではない」と主張する一方で、日本のスマホ市場は極めて特殊で、中国メーカーにとっては「難攻不落の市場」であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)