中国メディア・東方網は29日、日本が長年かけて培ってきた自動車文化には中国が学ぶべきものが多いとする記事を掲載した。
 
 まず挙げたのは、中古車市場の充実だ。記事は、日本には健全な中古車市場の運営体制があり毎年大量の中古車が流通していると紹介。良好な市場管理体制により、市場に入ってくる中古車に対して厳しいチェックが行われているため、問題のある車両が消費者の手元に渡るリスクが少なく、購入時の品質が保証されているとしたうえで「この点において、わが国の業者や管理者は確かに学ぶべきだ」と伝えた。

 また、日本の各自動車メーカーには高品質な部品を製造するサプライヤーが数多く存在し、充実した生産供給体制が整っているのに対して、中国の自動車メーカーは現在もなお「巧みの精神を持つ企業による支えが得られていない」としている。

 さらに、日本では自国の自動車ブランドが絶対的な優位性を持っており、95%以上のシェアを国産車が占めていると指摘。「現地の消費者が地元ブランドの製品を愛することで、国内の自動車業界の発展に大きな推進力がもたらされているのだ」と伝えた。

 記事はこのほか、日本では自動車を法規の範囲内で自由に改造したりデコレーションしたりする文化、さらには自動車が走る道路の文化も発展していると紹介。「現時点で中国の自動車文化は萌芽状態に過ぎない。日本のように進んだ自動車を生産する文化、使用する文化から学ぶことが、自らの文化をさらに発展させるうえで必要なのだ」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)