中国のポータルサイト・百度に29日、「ロシアはあれだけ広大な国土を持つのに、どうして日本よりも経済が発展していないのだろうか」とする記事が掲載された。

 記事は、ロシアについて世界で最も国土面積の広い国であり、実に日本が45個入るほどの大きさであると紹介。一方で、ロシアの経済規模は日本の3分の1に留まっているとした。

 そのうえで、ロシアが経済発展を遂げられない理由として「重工業ばかりを重視し、軽工業をないがしろにしてきたからだ」と説明。重工業偏重の方針が旧ソ連の経済構造を単一的にしてしまい、ソ連解体の一因になったと伝えている。

 また、ソ連解体から30年が経った今でも、ロシア経済の単一的な構造は根本的に変わっていないと指摘。さらに近年では米国をはじめとする西側諸国からの経済制裁により、石油や天然ガスなどのエネルギー販売に依存するほかない状況であるとし、経済成長の速度が非常に緩慢であるうえ、ひとたびエネルギー輸出が途絶えてしまえば経済が崩壊する危機に直面すると伝え「この点で、さまざまな階層に分かれている日本の経済構造とは非常に大きな違いがあるのだ」と評した。

 記事はこのほか、ロシアが国土面積こそ広いものの、その大部分は極寒のシベリア地域であり、農作物の栽培に向いている場所が決して多くないことも、ロシアの経済発展を阻害するもう1つの大きな要因になっているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)