中国の小学生は日本同様、勉強道具を鞄に入れて登校しているが、その中身は日本の小学生と比較して少し異なっているという。中国メディアの快資訊は29日、日本の子どもたちのランドセルの中身を紹介する記事を掲載し、「中国の子どもたちの鞄の中にはないものがある」と伝えた。

 中国は日本以上の学歴社会であり、中国の子どもたちは毎日勉強に追われながら生活しているが、記事は「中国の小学生が学校へ持っていく勉強道具は年々重くなっている」と紹介し、それゆえ近年はリュックではなく、「キャスター」の付いた鞄を使う子どももいるほどだと伝えた。

 続けて、日本の小学生の荷物も決して軽くないが、ランドセルの中身は中国の子どもたちが持つカバンの中身と少し異なっていると論じ、「ランドセルの中には何が入っているのだろうか」と疑問を投げかけた。

 記事は、日本の小学生のランドセルには、教科書やノート以外に「体育の授業で使用する体操服」、「美術や図工の授業で使用するもの」が入っていると紹介。そして近年のランドセルには「GPS装置」が付いているものもあると伝え、「中国の子ども達の鞄の中にはないものだ」と論じた。

 中国は超学歴社会となっているため、体育や美術、図工、音楽などは授業数が極端に少なく、頻繁に主要教科に変更されてしまう。それゆえ美術、図工、音楽などの授業で使うものはわざわざ学校に持っていく必要はないのだろう。また、中国では誘拐を恐れ、小学生は保護者が送り迎えすることが普通の光景だが、日本のように鞄にGPSを搭載しておけば保護者は安心していられると強調した。

 中国では大学を卒業しても社会生活に馴染めない大人が増加しているとされるが、それは幼い頃から勉強だけの日々を過ごし、他人との付き合い方や生活の知恵が欠けていることが大きな原因とも言われる。こうした問題の根源は子どもたちが学校に持っていくカバンの中身からも見て取ることができるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)