これまでマスク着用の習慣がなかった中国だが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って一部施設や公共交通機関の利用時にはマスクの着用が義務付けられるようになった。日本では新型コロナウイルスの感染拡大の前からマスクを着用する習慣があったが、中国メディアの快資訊は26日、日本人が新型コロナ前からマスクを着用していた理由について紹介する記事を掲載し、「その理由は中国人の予想とは大きく異なっていた」とする記事を掲載した。

 記事は、日本では新型コロナ以前からマスク姿は日常の光景だったと伝え、「東京では通勤ラッシュ時に周囲を見渡せば、性別や年齢に関わらず2ー3人のマスク姿の人を見かけた」と伝え、その数は「電信柱の数よりも多いという印象を中国人に与えた」と主張した。

 中国ではこれまで医療用のマスクを着用して外出する人など基本的には皆無だったのが、今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって一変し、一時は外出する人全てがマスクを着用していた。中国で生活する人々は新型コロナウイルスの感染スピードの速さを肌で感じただけに、マスクの着用は必須と意識した人は少なくない。

 記事は、日本では新型コロナウイルスの感染拡大前からマスク着用の習慣があったことは中国人を驚かせていると伝え、日本でマスクをつける習慣が広まったのは1918年のスペイン風邪や1923年の関東大震災後に流行したコレラなどが原因であり、こうした感染病が日本人全体の公衆衛生の意識を高めたと指摘。

 さらに日本ではマスクが感染予防という用途で普及したが、後に生活の必需品へと発展したと説明し、花粉症対策やPM2.5対策、さらには「表情を隠す」、「小顔効果」などの目的でマスクを日常的に着用していた人も多かったと紹介し、これが日本人が新型コロナ前からマスクを着用していた理由だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)