中国のポータルサイト・百度に25日、「日本の青少年サッカーでは、どうやって子どもたちの味方どうしでカバーし合い、協力し合う精神を培うのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本の青少年サッカーの練習では普段からコーチが子どもたちに、自身の水筒やボールを一列に並べておくように指示するほか、練習が終わればゴールを元の場所に戻すのを手伝わせ、みんなで協力してその他の道具を片付けるよう要求すると紹介。練習で使用したビブスも色ごとに分けてきれいに整理させるとし、こういった指示によってグラウンドが練習前の状態に戻されたうえで解散するのだと伝えた。

 そのうえで、日本のコーチが子どもたちに練習後の片づけをしっかりやらせる理由として、次の使用者が気持ちよくグラウンドや設備を使用できるよう配慮するという、他人を慮る気持ちを育むとともに、子どもたちどうしがフォローやカバーをする協力の姿勢を身に付けさせるためであると説明した。

 さらに、日本のコーチは子どもたちにユニフォームを正しくきれいに着用するよう要求することで、身なりの礼儀を大切にする心を養い、試合において細かい状況を把握して最善の行動を判断する力を培うために、日ごろから子どもたちに自身を良く観察し、自ら考えて動くよう指導しているのだと紹介している。

 フィジカルや技術が大切なのはもちろんだが、それと同じように観察力や状況判断能力が重要なのがサッカーだ。そして、サッカーの練習を通じて培われた観察能力や判断能力は、将来サッカー以外の部分でも役に立つ。中国のサッカー界が青少年の選手育成を強化するのであれば、身体能力だけではない、子どもたちの総合的な人間性を養う姿勢が必要だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)