中国メディア・東方網は24日、かつて世界の頂点に君臨した中国女子卓球界の「3大魔王」が、東京五輪に向けたアドバイスや日本代表選手の攻略法について語ったと報じた。

 記事は、先日中国の五輪代表を応援するイベントが開かれ、現役の中国卓球界の主力選手に加えて鄧亜萍さん、王楠さん、張怡寧さんの中国女子卓球界のレジェンド3人がリモートで登場し、現在の生活の紹介や中国代表、ライバルについての簡単な評価を行ったと伝えた。

 そして、1年延期になった東京五輪について王さんが「技術の向上も重要だが、最も大事なのは実はメンタルを安定させること。自分の考え方を一度整理してみるとともに、自己管理能力をしていくことが大切だ」とアドバイスしたとしている。

 また、鄧さんが五輪の開催時期に関係なく、自らを高めることこそが重要であると述べるとともに、日本選手と戦う際の秘策を伝授したと紹介。日本選手の多くはスピードを持ち味としており、ちょっと隙を見せればすぐに飲み込まれてしまうとしたうえで、守りに入って相手の攻撃を待つことなく、先制を仕掛けることが大切だとの考えを示したと伝えた。

 さらに、張さんは特に日本のエースに成長した伊藤美誠選手に注目して「技術といい士気といい、これまでないレベルにまで高まっている」と評価するとともに、伊藤選手が高い攻撃力とスピードに加え、特殊なプレースタイルを持っていることから「仮想伊藤美誠」を立てての練習は難しいとし、「伊藤と対戦する際にはセオリーにこだわることなく、まずはスピードに対応したうえで、リズムに変化をつけて戦うことが必要だ」と語ったことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)