中国では自国について「経済でも政治でも軍事でも世界の大国の地位を得た」と考える人は多いが、中国人の目に映る日本はどのような国なのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は世界の大国か、それとも小国か」と題する記事を掲載し、日本が世界に与える影響力を考察した。

 記事は、「国土、人口、経済力、科学技術力」という点から日本について分析している。まず国土については、「日本は国土面積が小さい国に見えるが、欧州諸国と比較すると日本より大きな国の方が少ないくらいだ」と指摘し、日本の国土面積は決して小さくないと強調。また、人口についても1億人を超えており、世界11位であることからすると大国の資格は持っていると言って差し支えないはずだと論じた。

 また、特に重要な点は「経済力」であり、日本の国内総生産(GDP)は世界第3位であり、4位以下のドイツや英国、フランスとの差はまだまだ大きいと強調、「日本が経済大国であることはまぎれもない事実である」と指摘した。また、日本は海外への直接投資を積極的に行っており、世界最大の債権国となっていることを紹介し、やはり日本は経済面では「世界の大国」であるのは間違いないと論じた。

 加えて、科学技術力でも日本は「新しい分野で世界をリードしつつ、伝統的な製造業も非常に強い」とし、世界的に有名な日本企業は枚挙にいとまがないと指摘。こうして見ると世界に与える影響力という点で「安易に日本を小国と判断することはできず、むしろ日本は大国としての実力を持っている」という点は否定できないと強調した。

 記事の主張に対し、中国人ネットユーザーからは、「日本は科学、経済、国民の民度の点では大国と言えるが、軍事と政治では小国だ」という声が寄せられた。日本の防衛力は世界有数と言えるが、米国に依存しているという点で大国ではないという声が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)