世界的な新型コロナウイルスの流行が続く中、ブラジルなどでは経済活動が再開している。一方、日本では感染拡大をある程度食い止められているものの、まだ営業自粛中の場所も多い。例えば、東京ディズニーランドは来月1日からようやく営業を再開するめどがたったが、これまで四カ月の間営業を完全に停止していた。さらに、多くの人が三密を避けるよう徹底し、マスクの着用率も概ね高い。この点について22日付の中国メディア澎湃は、改めてコロナウイルス流行期間中の日本人の秩序正しさに注目している。

 中国メディアは、まず日本の各企業のコロナウイルス感染拡大に関する取り組み、さらに各自治体の呼びかけに対し住民は概ね協力していると述べている。そのうえで「なぜ日本という社会はこれほど秩序正しいのか」と疑問を投げかけている。

 記事は、日本人が自己管理力を重視している具体例として、テレビ朝日のアナウンサーがコロナウイルスに感染した事例を取り上げている。中国メディアはアナウンサーが復帰後に番組内で視聴者に謝罪したことに注目し、感染した本人が視聴者に対し謝罪する理由を分析している。中国メディアは、「日本人は社会人として体調管理や自己管理をするのが当たり前で、そうした管理を怠りコロナウイルスに感染したことに対し謝罪した」と分析している。「日本という社会はこれほどまでに自己管理を重視しており、自己管理ができない人は社会から自然と孤立してしまうほど、秩序を重んじているのだ」と述べている。

 こうした記事に対し、コメント欄でも「中国人ももっと自己管理力を上げるべき」といった記事に賛同するコメントが見られた。コロナウイルス感染がすべて自己管理の不足によるものかどうかについては疑問があるものの、マスクの着用や手洗いといった常日頃の心掛けやエチケットが感染拡大防止に役立つことは明らかだ。日本人が責任感をもって自己管理をする姿勢に「中国人も学ぶべき」とのコメントが見られた。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)