中国のポータルサイト・百度に22日、日本人の中国に対するイメージが古代中国と現代中国で全く異なるとする文章が掲載された。

 文章は「日本では、中国に対するイメージが古代中国と現代中国に分かれる」とし、古代中国については日本がその影響を深く受けたことから、現代の日本人も深く理解をしていると紹介。今なお日本の学校教科書には中国の歴史や儒家文化、古典文学などが数多く紹介されており、儒家文化は現代日本人の生活にも大きな影響力を保っていると伝えた。

 そして、日本人の古代中国に対する理解について「西洋人が広く古代ギリシア文化についてよく理解しているのと同じようなものだ」と評している。

 一方で、現代の中国に対しては多くの日本人が「あまりよく理解していない」と主張。日本人が抱く現代中国のイメージは「貧しく、環境汚染が深刻な国」という段階にとどまっているとしたほか、中国人に対しても「常にうるさく騒ぎ立て、粗暴である」といったイメージをいまだに持っている人が少なくないとし、中国の優れた部分を認識、意識したうえで、よりリアルな現代中国について理解しようとする人は、一部の見識ある日本人や企業の幹部に限られるのであると伝えた。

 現在の日本において、現在の中国に対して多少なりとも偏見の目があることは否めない。一方で、中国の人びとも日本に対する固定観念を持っている。そして、これらの偏見や固定観念は往々にして政治的な要素が絡む。偏見や固定観念を少しずつでも解消していくには、地道な民間の交流が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)