今や世界第2位の経済大国となり、米国に代わる世界の超大国になる野望を持っているとも言われる中国。実際に米国に対しても強気の姿勢を崩していないが、その一方で世界第3位の日本のことも気になるようだ。中国メディアの快資訊は18日、「日本は世界一の強国になれるのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は世界一の強国になろうとした時期があったと紹介。明治維新をきっかけに工業化に進んだ日本は世界大戦でアジア征服を目指し、「世界強国である米国でさえ視界に入っていなかったほど思い上がった」が、結局失敗して「罰が下った」と主張。それ以降は世界一の強国になる機会を失い、この夢は「今後も叶うことはない」と断言した。

 その理由として記事は4つの点を挙げている。その1つが「軍事面で国際的な圧力がかかっている」こと。日本の軍事力は相当なもので「海上戦力は世界で5本の指に入る」ほどではあるものの、敗戦国として軍隊を持つことはできず、今でも制限下にあるからだとした。2つ目は「少子高齢化」が深刻であること。人口が減る一方の日本が強国になるのは難しく、「経済小国」になるだろうとしている。

 3つ目は「資源が少ないこと」。米国を見ればわかるように、強国になるのは経済・軍事面だけでなく資源の豊かさも絶対条件であり、資源の少ない日本はその多くを輸入に依存しているため強国にはなれないとした。4つ目は、地震や台風といった「災害が多い」ことを指摘。度重なる大規模な自然災害で経済もなかなか回復できないと論じた。

 しかし記事は、日本の軍事力は相当なものだと認めている。日本が再び野心を起こすのを防ぐためにも、日本以上の武力をもって圧力をかける必要がある、と警戒心を示した。いくつもの理由を列挙して、「日本は世界強国にはなり得ない」と断言しているのは、それだけ日本の手強さを感じているためなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)