中国では日本に対する悪感情が少なからず存在していて、中国の街で表立って耳にすることはないが、ネット上では日本人のことを「日本鬼子」などと蔑称を用いて呼ぶ人が存在する。

 一方、中国人が「日本鬼子」という呼び方に込めた感情は日本人にはまったく伝わらないのが現状だ。日本のネット上ではかつて「日本鬼子」が擬人化され、萌えキャラクター化された「日本鬼子」の姿は中国人を大いに驚かせたのは記憶に新しい。

 中国メディアの今日頭条は18日、日本人は「鬼子」という単語から「可愛らしさ」を連想していると伝える記事を掲載し、日本の文化を考えれば「日本人が奇妙な発想をする理由が理解できる」と伝えた。

 記事は、日本人に対する中国語の蔑称の1つである「日本鬼子」という言葉について、日本人はその言葉を聞いて「気分を害するどころか、かわいいキャラクター」に変えてしまったと紹介し、なぜそんなことができるのかと中国人の多くは驚いたものだと紹介。

 そして、これは日本の文化に関係しているとし、日本では女性の名前は「子」や「美」で終わることが多く、「子」で終わる単語はエレガントで女性的なイメージがあるのだと紹介。それゆえ「鬼子」という単語も日本人女性の名前として聞こえなくもないと強調し、「これで日本人が奇妙な発想をする理由が理解できるだろう」と論じた。

 中国人は侮蔑の意味を込めて呼んでいたつもりが、日本人には意味が伝わっておらず逆に擬人化されて萌えキャラクターとして人気となったことは衝撃だったことだろう。台湾のニュース番組や、イギリスの新聞でも取り上げられていて、日本の萌え文化の影響力は中国だけでなく、世界にも巨大なインパクトを与えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)