中国のポータルサイト・百度に20日、日本の会社に存在し守らないとキャリアアップに支障が出かねない「不文律」について紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本人が仕事で大きなストレスに晒されていることは良く知られているとし、その背景には多くの日本企業にて非常に細かい管理規定が設けられていることがあると紹介。さらに、明文化されているルールだけでなく、「違反すれば個人のキャリアアップに大きな影響を与える可能性」がある不文律も多く存在するとして、その例を挙げている。

 まずは、就業時間が終わり、上司や同僚よりも早く帰る際に気を遣う必要があるとし、「お先に失礼します」といった言葉をかける必要があるほか、新入社員を含む若手であれば「何かお手伝いできることはありませんか」と上司や先輩に聞かなければならないと紹介した。

 次に、休暇申請の際に「空気を読む」必要があることに言及。休暇を取ることで他のスタッフの仕事量が急激に増えないかどうかを考えなければならないほか、上司に休暇申請を出す際にもその顔色をうかがう必要があるとした。また、一部企業ではある特定の曜日や日付に休暇を取ることが認められない不文律も存在するようだと伝えている。

 そして最後に、オンラインでのコミュニケーションツールがEメールに限られるとした。記事は、SNSやインスタントメッセンジャーを大いに活用する中国のオフィスに対し、日本の会社では今なおメールのみを用いていると紹介。その背景には、メールこそオフィシャルなものであり、かつ記録や遡及が可能という日本人の認識があると説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)