中国では多くの人が生鮮市場を日常的に利用しており、毎日食卓にのぼる様々な食材が生鮮市場で売られている。中国メディアの今日頭条は16日、日本と中国の生鮮市場を比較し、「日本の生鮮市場における衛生管理に驚いた」と伝える記事を掲載した。

 人々の生活から切り離せない存在である中国の生鮮市場について、記事は「お世辞にも衛生管理が徹底されているとは言い難く、臭いが気になるのも事実」と強調した。そもそも、中国の生鮮市場は冷蔵設備すら整っていない店舗ばかりであるうえ、鳥などは生きたまま販売されていて衛生面で不安を拭い去れない環境が多い。

 記事は、さまざまな食材を「生」で食べる習慣がある日本では、食材の厳格な鮮度・衛生管理が求められることを強調し、では日本の生鮮市場では「どのようにして鮮度・衛生管理を行っているのか」と問いかけた。

 そして、海産物を例に挙げ、まず日本と中国では「海産物の物流経路から大きく異なる」と指摘し、日本では水揚げされた魚は「漁港から卸売業者、仲卸業者を経て小売業者や飲食店へ渡る」と説明。そして厳格な管理は漁港から始まると伝え、氷が入った発泡スチロールに魚を詰め、温度管理が徹底されたトラックで運ばれ、小売業者や飲食店に輸送される際も低温のまま運ぶなどの鮮度管理が徹底されていると紹介した。

 さらに、生鮮市場内では「敷地内に出入りする車や人、容器などあらゆるものが常に洗浄され、売り場はもちろん、排水施設やトイレなども徹底した衛生管理が行われている」と驚きを示した。

 中国の物流は「生産者、仲買人、消費者」という簡単な流れで、生鮮市場内の設備も冷凍か、生きたまま売るといった方法が一般的だ。日本と中国では食習慣が異なるとはいえ、食品を扱う生鮮市場では厳格すぎる衛生、鮮度管理が必要なのはどの国も共通ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)