中国のポータルサイト・百度は18日、古代の中国から伝わった梅の実が、今や日本人にとっては欠かせない食材の1つになっているとする記事を掲載した。

 記事は、日本について包容性が高い国だとし、現在日本に存在する文化の多くがもともとは外国からやってきた物であると紹介。特に飲食文化においては外国起源のものが多く、カレーやハンバーガーなどが日本人の口に合うように改良され、いつしか自国の文化として根付いていったのだと伝えた。

 そして、日本の飲食文化に最も大きな影響を与えたのはやはり中国であり、箸などの食器、調理方法の多くが日本に伝わっているほか、ラーメンや天津飯など中国の料理をベースにして誕生した日本式の「中華料理」も少なくないとした。

 そのうえで、中国から日本に伝わった食べ物の1つが梅の実であると紹介。日本人は梅の実をとても愛しており、特に真っ赤で酸っぱい梅干しは日本のお弁当に欠かせない存在であるほか、梅酒や梅ジュース、梅酢など梅の実を用いた飲食物が日本人に愛されていると伝えた。

 記事は、日本人が梅の実を愛するようになった理由として、今から1500年ほど前に中国から日本に梅が「薬」として伝わったことを挙げた。古代の日本人は梅を薬として扱っており、鎌倉時代や室町時代に梅を解毒剤や胃薬として用いた記録も残っていると説明。江戸時代になると庶民の間で梅干しづくりが広まり、明治以降は殺菌効果のある健康食品として広く愛されるようになったのだと紹介している。

 名前を出すだけで口によだれが溜まってくる梅干し。今の季節はお弁当を腐敗から守ってくれる強い味方だ。バテ気味の体にも元気を与えてくれる。ただ、当然ながら多分な塩分を含んでいるので、食べすぎには注意が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)