暑い季節を迎えると、自然と汗をたくさんかくようになる。そこで注意が必要なのが、体内の水分と塩分の不足だ。どちらも取り過ぎはもちろんいけないが、意識して補給しないと体調不良の原因になりかねない。

 中国メディア・東方網は17日、日本人の「塩好き」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本人にとって塩は決して手放すことのできない存在であるとし、例えば焼き鳥では注文する際に必ずと言っていいほど「タレか、塩か」を聞かれ、多くの人が「塩」を選ぶと伝えた。

 また、焼肉を食べる時もしばしば塩が提供されると紹介。肉に下味をつけるための塩ではなく、焼いた後に直接肉に付けて食べるための塩であり、店によって粗塩や岩塩などさまざまなタイプの塩が出されるとしている。

 その上で、日本で他の調味料を用いずに「塩だけ」で食べることが多い理由は、塩だけでうま味が引き立つこと、そして食材本来の味を邪魔しないことだと解説。茹でた枝豆、天ぷら、さらにはとんかつまで塩で食べる人もおり、「日本人の塩に対する愛好ぶりが見て取れる」と評した。

 また、スイカに塩を振る食べ方にも言及し「これは多くの外国人は理解できないだろう。話によれば、人間の舌はしょっぱいものに敏感であり、甘いものの前に塩を舐めることで甘さを一層強く感じることができるらしい」と説明した。

 記事は、日本人にとって塩は食卓に欠かせない調味料であると同時に、邪気を払い浄化する役割も持っていると紹介。民家や飲食店の前でたまに見られる「盛り塩」は、邪気を払ったり、客を招き入れたりすることを願うものであり、これも日本独特の「塩文化」なのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)