中国には様々な外国人が生活しているが、国籍によって「集まる都市」は異なっているようだ。中国メディアの百家号は15日、日本人、韓国人、ロシア人が集まる中国の都市はそれぞれ異なっていると紹介する記事を掲載し、外国人の流入は「中国発展の原動力となっている」と伝えた。

 記事はまず、中国でも都市部を中心に多くの外国人の姿を見かけるようになったと紹介。外国人は仕事や結婚などさまざまな理由で訪中するが、中国に住んでいる外国人の国籍は「日本や韓国が多い」と伝えつつ、「距離的に近く生活習慣や食文化も似通っているためではないか」と分析した。

 だが、国籍ごとに「集まる都市」は異なっていると論じ、韓国人は「北京」に集まる傾向が強く、日本人は「上海」に集まる傾向が強いと指摘。もちろん北京にも日本人は大勢暮らしているし、上海で暮らす韓国人も多いのだが、中国人からすると韓国人は「北京」、日本人は「上海」に集まる傾向があると映ると指摘した。

 さらに近年は中国で暮らすロシア人も増えていると紹介し、ロシア人が好むのは中国黒龍江省の北東に位置する「撫遠市」であると紹介。その理由として記事は、「撫遠市」はロシアと国境を接している都市で、中国と昔から交易が盛んだったからだと強調し、国籍ごとに「集まる都市」とは違えど、外国人の流入は「中国発展の原動力となっている」と指摘した。

 商業都市である上海には大勢の日本人が生活していて、企業の駐在員の子どもが通うための日本人学校もある。気候も日本と似ているため、日本人にとって生活しやすい街と言えるだろう。記事では紹介されていなかったが、アフリカ系の人は広東省に集まる傾向が強い。これは広東省からアフリカに向けて製品が輸出されていることが大きな理由であり、確かに国籍や出身地によって集まる都市や地域には違いがある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)