先進技術の開発に力を入れる中国には、世界トップレベルの技術も少なくない。世界と比べると、中国はどの程度の実力を持っているのだろうか。中国メディアの捜狐網は12日、「世界で最も重要な12の科学技術」において、中国の実力はどの程度か先進国と比べた記事を掲載した。

 記事はまず、半導体素子製造装置の1つ「ステッパー」について、7ナノメートルを製造できるフィンランドと比べると、中国が製造できる大きさは90ナノメートルにとどまり「格差は10年」あると伝えた。「エッチング装置」で中国は「なかなか上位」にいるものの、「半導体」では世界最高峰の水準から「一代半分遅れている」と分析。「AI」では世界の「トップレベル」にいるが、「航空機エンジン」では米国との格差は10年あると紹介した。

 次いで、「軍艦エンジン」では世界をリードするレベル、「打ち上げ用ロケット」では世界の「トップレベル」に属し、「5G」では世界一と胸を張った。しかし、「デジタル工作機械」では日米独に劣ると指摘。「ロボット」でも日本や欧米にはかなりの差をあけられており、「自動車エンジン」は日本がトップレベルで、中国産は燃費が悪く信用性が低いと認めている。最後に「炭素繊維」では「日米に並ぶトップレベル」に属していると主張した。

 この12分野について、記事は主観的に判断しており、中国をかなり高く評価していることが分かる。記事は、これまで数百年弱かった中国だが、近年頭角を現し世界との格差が縮んでいると自賛した。確かに、中国の科学技術分野における発展の速度には目を見張るものがある。日本も多くの分野で世界トップレベルであるとはいえ、予断を許さない状況ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)