日本の公共交通機関の車内では、乗客が大声で騒いだり、携帯電話で通話したりといった光景を見ることは稀と言えるだろう。中国の場合は携帯電話の通話はごく当たり前のことで、イヤフォンをせずにスマートフォンで音楽や動画を再生している人もいるほどだ。

 日本の公共交通機関では「周囲の乗客に配慮する」ことが暗黙の了解になっているとも言えるが、中国人からすると「日本の公共交通機関は不特定多数の人が同時に利用しているというのに、あまりに快適すぎてプライベートな交通機関のよう」に感じられるという。

 中国メディアの快資訊は11日、新幹線を例に挙げたうえで「日本の新幹線は駅の待合室から車内に至るまで、すべてが清潔」だと伝えつつ、周りの乗客が自分に迷惑をかけてくることもないため「まるでプライベートな乗り物であるかのように快適」だと強調する記事を掲載した。

 記事は、「清潔さ」という観点で見た場合、徹底的な清掃が行われている新幹線は世界で最も清潔な公共交通機関ではないかと主張したほか、車内の明るさや椅子の座り心地といった点も抜群に良いと強調。また、車内の乗務員や販売員の態度も良く、車両の移動の際には必ずお辞儀をするほどだと紹介したほか、運行面でも「時間に正確で安全性も高いことから到着の遅れや事故を心配する必要もない」と指摘した。

 続けて、中国高速鉄道は営業距離の点では世界一となっていて、新幹線の営業距離を大きく上回っていると指摘する一方、「乗客がいかに快適に移動できるか」、「乗客にいかに快適なサービスを提供できるか」という点においては「日本が世界一」であることを強調。この点において中国はまだまだ日本に学ぶべき点は多いと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)