中国メディア・環球時報は15日、北京市の新発地卸売市場で新型コロナウイルス感染者が確認され、海鮮市場が閉鎖されたことに関連し、日本の海鮮市場における厳しい管理制度について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では海産物に対する需要が大きく、消費者による「安心で安全、高品質」な海産物への意識が絶えず高まっており、海鮮市場に対する監督管理もますます厳格になっていると紹介した。

 そして、海産物販売業者に対して、トイレに行った後に必ず手を洗う、市場内で喫煙したり唾を吐いたりゴミをポイ捨てしたりする、自動車を運転してみだりに市場を出入りする、海産物を足で扱わない、海産物が入ったケースに腰を掛けない、商品はきれいに並べる、毎日販売終了後にきれいに掃除をするなど、さまざまな細かい衛生面の要求が課せられているのだと伝えている。

 また、鮮度を保つことが最重要課題であり、なおかつ露天で販売するケースも少なくないため、魚の保存に対する要求も厳格かつ明確だと指摘。販売者は素手で海産物を処理してはいけない、常に水を撒いて温度を下げる、使った刃物やまな板は必ず日常的に消毒する、油のシミを残しておかないなどといったルールが設けられることで、海鮮市場における海産物の安全性が保たれているのだと紹介した。

 刺身や寿司などの生魚を始め、われわれが日常的に新鮮な海産物を口にできるのは、漁獲から販売に至るまで、厳しい管理体制のもとで衛生状態が最善の状態に保たれているからこそである。その過程における漁業関係者や卸売業者、販売業者の努力に感謝しなければならない。

 中国の食品市場に行くと、肉市場ではどことなくすえたにおいを、魚市場では強い生臭さを感じることがある。食品市場における衛生状態は、まだまだ発展途上と言えるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)