中国のポータルサイト・百度に14日、「日本の街でこの女性たちを見つけても、くれぐれも勝手に写真撮影してはいけない」とする文章が掲載された。勝手に写真を撮ってはならないとされたのは、京都の花街で見かける舞妓や芸妓たちだ。

 文章は、現在の日本において芸妓は、伝統的なパフォーマンスアートを披露する職業であり、その起源は近世の江戸や大阪で生まれたと紹介。当初芸妓はみな男性だったが、時代の流れとともにその担い手が女性へと変化していき、非常に濃い化粧をしたうえで伝統的な和服に身を包み、集団で街を歩く様子が見られるとした。

 また、中国人が芸妓と聞くと女郎部屋や遊郭にいる女性を想起させるが、日本の芸妓はあくまでも稽古の積み重ねで身に付けた技芸によって報酬を得ているのだと説明している。

 街を歩く舞妓や芸妓の容姿は美しく、なおかつ現代的な出で立ちからはかけ離れていることから、外国人にとっては大いに好奇心を掻き立てられるものだろう。文章は、舞妓や芸妓を見かけたからといって本人の同意なしに勝手に写真を撮影し、ネット上で公開してはいけないと指摘。ルールを守らなければ、現地の人たちから叱られる可能性もあるとし、「現地の文化的な特色や理念を尊重しなければならない」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)