文化や生活習慣の違いは、人びとの衛生習慣や衛生概念にも少なからず影響を与えている。日本を訪れた中国人の多くは「日本はどこを訪れても清潔だ」と驚くが、中国メディアの百家号は9日、「日本人は一体どれだけキレイ好きなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 日本が極めて衛生的であることは、中国人だけでなく世界も認めているが、記事は「日本人の衛生面に対する要求水準は驚くほど高く、中国人からすると行き過ぎに感じられるほどだ」と主張。たとえば、日本人は生活がどれほど忙しくても「毎日入浴し、毎日服を交換し、身体を清潔に保つことに手を抜かない」と指摘した。確かに世界的に見ても、毎日入浴する習慣が根付いている国はそう多くはない。

 さらに、日本人の清潔好きの対象は自分の身体だけに限らないと強調し、「日本人は公共の場所を清潔に保つ意識も非常に高い」と指摘。ゆえに、日本では「錦鯉が泳ぐ用水路があるほどだ」と紹介し、異臭を放つ中国の河川や用水路とは違うと指摘した。

 また、中国では公衆トイレの衛生状態が悪いことは誰もが認めることであり、「トイレの案内表示を見なくても、悪臭でトイレの場所がわかる」というのはあながち誇張ではないが、それに比べると日本の公衆トイレは非常に綺麗で清潔だと伝えた。

 中国の公共の場所では清掃員が配備されていて、1日中ずっと掃除をしている。日本人だったら「清掃員が掃除をしているそばからごみをポイ捨てするなんて非常識なこと」と考えがちだが、中国では「誰もごみを捨てなくなったら、清掃員は仕事を失ってしまう」と主張し、平気でごみをポイ捨てする人もいる。こうした点からも日本人と中国人の考え方の違いが見て取れるが、記事は「日本はあまりに清潔すぎて、中国人からすると見習うのは難しい」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)