中国のポータルサイト・百度に12日、「日本土着の柴犬はどうしてこんなに高価なのか」と題し、柴犬が高い値段で取引される理由について数点挙げて説明する記事が掲載された。

 記事は柴犬について、幼いころは中国土着の中華田園犬に非常に似ているものの、実際は日本生まれの犬種であると紹介。その価格は中華田園圏や他の犬種に比べると高いとしたうえで、その理由を挙げている。

 1つめの理由は、イヌの取扱業者が価格を吊り上げているとした。記事は、業者が柴犬の価値をより高めようとして半ば意図的に価格を上昇させ、フレンチブルドッグやコーギーと同じように高い値段設定になったと説明した。

 2つめは、需要の多さに対して、供給量が少ない点を挙げている。柴犬は中型犬で飼育がしやすいため需要が高まる一方で、供給量は決して多くないために自然と販売価格も上昇するのだとした。

 3つめは、中間業者の存在とした。繁殖業者による売値は決して高くないにもかかわらず、ペットショップなどに行くと販売価格が一気に跳ね上がるとし、多額のマージンを得ようとする中間業者の存在が、中国における柴犬の価格高騰の一因になっているとの考え方を示した。

 そして最後の4つめとして挙げたのは、柴犬という血統のブランドが持つ価値だ。中華田園犬は基本的には「雑種」であるのに対し、柴犬は純然たる血統を持っているため、両者の間には当然大きな価格差が出るのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)