日本は世界的に見ても長寿の国だ。日本人の平均寿命は毎年のように過去最長を更新しており、2018年は男性が81.25歳、女性が87.32歳だった。これに対して中国人の平均寿命は76.7歳と、世界の平均72.56歳を上回っているものの、日本との差はまだ大きいのが現状だ。では、平均寿命にこれだけの差が出てくるのはなぜなのだろうか。

 中国メディアの快報はこのほど、日本人と中国人は同じアジア人であるというのに「平均寿命にこれだけの差が出るのは食生活と関係がある」と分析する記事を掲載し、「日本人の食生活を見れば長生きできる理由が分かる」と伝えた。

 記事はまず、住んでいる国や地域が異なれば自然と食生活は変化してくるもので、広大な国土を持つ中国国内でも地域によって様々な食文化が存在していると紹介。国が異なればその差はさらに大きくなり、日本と中国の食生活は当然大きく異なっていると指摘、「日本人の平均寿命が長いのはその食生活にある」と分析した。

 続けて、中国人の家庭の食卓に並ぶ料理といえば「不味くなければ良い」という考えのもので作られることが多く、栄養のバランスなどはあまり考えられていないと指摘。一方、日本ではご飯や野菜、肉や魚、そして、発酵食品の味噌や納豆など、体に良いものを栄養バランス良く食べている印象だと紹介したほか、何と言っても日本料理は「薄味」で「油分」も少ないことを強調し、「食生活を見れば、日本人が長生きできる理由が分かる」と強調した。

 中華料理は油を多用することは日本人も知っているだろう。中国人は「油」をたくさん使用した料理を好むため、スーパーでは5リットルサイズの大きなボトルで油が販売されているほどだ。また、中華料理は塩分も多いため、中国では高血圧をはじめとする生活習慣病の患者が増加していると言われている。日常的に食べている食事が日本人と中国人の寿命の差をもたらしている要因の1つなのは間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)